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敗者復活戦 森雅也 vs 深田崇聖(坊主)

Koichiro Maki

Game1 

 先手は坊主。坊主というと、怪しい響きがするが、なにしろ坊主の格好をしているあげく、本物の坊主なのだから仕方が無い。以後この呼称で勝手に統一するものとしてみる。

 Turn 1 、Seal Of Fire でスタート。  雅也が黒マナを出して Duress を使用。ここで思わず坊主が一言ごちる。  「はずかしいぃ。」   手札からその姿を見せたのは、Avatar of Fury!。確かに全く召還できないこの状況で見られるのはちょっとあれだろう。仮に出てしまえば処理方法が無いデッキなら(そんなのがあるとすればだが)まだしも、雅也側のデッキには Terminate もあれば Void もあることだし。

 ここから、互いに除去合戦。

 Firebrand Ranger ← Assault  Plague SpitterFlametongue KavuUrza's Rage  Kris Mage に Plague Spitter を合わせれば、Upkeepの一点に合わせて Kris が Spitter を道連れに。(ちなみに、この時のカードは先ほどの Avatar である)

 再び使用した Duress によって土地のみの手札を確認する雅也。

 その返し、引いたカードを見て悩む坊主。勿論他に選択肢があるわけでも無く、Skizzik を召還。無事といってはあれだが、Terminate によって処理される。

 次なる Kris Mage には贅沢な Void 。
 一枚の Rishadan Port には一枚の Tsabo's Web

 坊主の赤単デッキに対し、雅也は最新の注意を払い確実に対処を続ける。後は Pyre Zombie さえ引ければ。

 逆に考えると、坊主はなんとか Pyre を引かれる前にできるだけライフを削り本体火力モードに移行したいところだ。しばしの後、雅也のライフが10。坊主が14。

 Pyre Zombieはどこだ? という雅也の元に一枚のカードが。思わず土地の枚数を再度確認しつつターンを渡す。

 エンドに10点。

 雅也がそう告げた時、坊主は目前に迫った死を理解した。
 予測は現実になった。

 「いいパンチもってるね」

 とでも言いたそうな笑顔と共に坊主はシャッフルを始めた。

森 1 - 坊主 0

Game2

 除去から始まる物語。
 Firebrand Ranger に飛んだ Assault がその発端だ。

 坊主は Seal of Fire を2枚、雅也は Tsabo's Web を場に配置する。雅也はこれに続けた Duress で Shock を捨てる。

 Saproling Burst。全く対戦相手のライフを減らしていない状況でのこれは、厳しい。いや本当に。仕方なく、自分のライフの為手札の火力を放出。複数とのトレードが非常に難しいこの対戦でこれはきつい。

 雅也は場に出た二枚の Seal を見ながら Firebrand Ranger に Terminate 。さぁ手札の火力を使ってくれとばかりに三体の 3/3 トークンで攻撃する。坊主はこの一体に Scorching Lava と Seal を使用。二体の攻撃を受ける。Turn 経過後、2/2 となったところで Shock 。なんとか相手を削りきるまでのライフを残す作戦だ。 

 だが、ついにきた。擬似 Hammer たる最終兵器 Pyre Zombie が。

 雅也側の土地の枚数そして、デッキの除去能力を考えると最早結果は見えたも同然である。
 だが、勿論坊主もあきらめない。残された手段の中で、最善の行動を模索し実行し続ける。そうでなければこの場にいるわけがない。勿論、雅也もそれに対し正解の行動のみをとり続ける。

 再び雅也は土地の枚数を数える。

 「殺すならはよ殺してぇ」

 坊主の願いはかなった。この環境の代名詞でもある対処不可能な10点の火力によって。

 森 2 - 坊主 0 



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