〜 Super Rare Rules 〜 山田屋耕平、悲願の初戴冠 発売間もない新環境でのリミテッドということもあり、非常に高い注目を集めていた Grandprix 静岡。前評判では「運ゲー」的な要素の影響力の強さについて囁かれていたものであったが、初日のシールドデッキラウンドで多くの強豪たちが討ち死にを遂げていったものの、未開の環境でのロチェスターという「マジック力」を問われる二日目の 6 ラウンドを経て決勝ラウンドに勝ち残ったのは「納得の面々」ともいうべき猛者たちであっただろう。フランスからはるばる遠征してきた Olivier Ruel をはじめ、森勝洋、森田雅彦、堂山剛志、安藤玲二、塩津龍馬といった名の知られた強豪・新鋭たちがひしめきあっていたものであった。
しかし。
しかし、誰もが白熱したデッドヒートに期待した決勝ラウンドの結果は、あまりにも強力なレアカードたちが信じがたい出現の「偏り」によって大きく左右されてしまい、一方的な殺戮劇で終わってしまったのだった . . . 。
《 Aboshan, Cephalid Emperor / セファリッドの皇帝アボシャン 》  あまりにも強力すぎる力を見せつける環境最強のゴッドカード。
これ一枚でもすさまじいアドバンテージを得られそうなものであるが、そればかりか《 Stone-Tongue Basilisk / 石舌のバジリスク 》や《 Iridescent Angel / 玉虫色の天使 》といったファーストピックレアたちまでが山田屋のデッキばかりを飛躍的に強化し、かつてジョン・フィンケルがテンペスト・ブロックのドラフトで披露した《貿易風ライダー / Tradewind Rider》デッキの凶悪さを彷彿とさせるような圧倒的な破壊力を誇示するにいたったのだ。
「悪魔のような強さ」と形容されたデッキを見事に構築して見せた山田屋耕平が、かくて悲願の初戴冠を果たしたわけである。
ちなみに、山田屋耕平はアマチュア資格を持ったプレイヤーでもあり、国内グランプリイベント史上最高額である $3900 もの賞金を手にするとともに、705 名もの参加者数を誇ったプレミアイベントの覇者としての栄誉を手に入れたのであった。
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