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Top 8 Profile: Carlos Romao

 

Carlos Eduardo Romao は夢心地だ。「Top 8 に残れたことは今でも信じられません」と、20歳になるブラジルの若者はこうつぶやいた。「夢がかなうっていうのは、きっとこういうときのをことを言うんでしょうね」

南米という地域からはプロツアーで Top 8 に進出したプレイヤーがただの一人も存在しなかったというわけなのだが、今やアルゼンチンの Diego Ostrovich とこの Romao がいる。

ちなみに、Romao と Ostrovich の名前があがっているが、彼らの繋がりは決して表面的なものではない。彼らをふくむ今大会に参加資格を持ったすべての南米勢がメーリングリストによってデッキリストや戦略を共有した仲間なのだ。リストにあがるのはブラジルとアルゼンチンだけでなく、チリ、ヴェネズエラ、ウルグアイといった国々の名前もあり、それは「南米同盟」(Latin American Alliance)とでもいうべきだろうか。「われわれはe-mail でも英語を使ってましたよ」と、Romao は言う。ポルトガル語を母国語とするブラジル人やスペイン語を母国語とするほかの南米勢にとっては、「マジック共通語」である英語に慣れ親しんでおくということはことのほか重要なのかもしれない。

それにしても「南米同盟」は大成功をおさめたといって過言ではないだろう。Romao はミラーマッチをメタった青黒《サイカトグ/Psychatog》デッキによって初日を 6 連勝し、アルゼンチン産ブラジル育ちという銘入りの青緑デッキによって 4-1-1という成績をおさめている。ドラフトは苦手種目だという Romao だったが、それでもなんとか 3-3 でこれを乗り切った。

ところで、これまでの Romao の履歴にこれといったタイトルは見当たらない。彼は1999年の GP サンパウロで Top 8 に入賞し、2001 年の GP リオデジャネイロでは優勝を飾っている。2000 年の南米選手権では Top 4、今年のブラジル選手権では Top 8 ...と、南米の枠内で活躍していたプレイヤーであり、この世界選手権に参加できたのも南米トップランカー枠(DCI Ranking)としてだった。

それが、今や彼は Ostrovich とともに Magic Invitational への参加権を争うというプレイヤーにまで上り詰めたのである。それも、南米地域での最高プロポイント保持者としてだ。「世界選手権の前なら、僕は Ostrovich を 5 点リードしていたんですけれど、彼は今アルゼンチン代表として獲得できるボーナスポイントがあるわけですからね。最高のシナリオは、僕と彼のどちらかが優勝して世界王者枠を獲得することで、そうすると、残ったほうも無事に Invitational にいけるってわけですね」

マジック外のことがらについてだが、Romao はサンパウロにある Anhembi-Morumbi 大学で経済学を学んでいる。しかし、今の彼にとっては勉学よりもいかにして準々決勝のタッチ赤《サイカトグ/Psychatog》を打ち破るかが関心事ということになる。「キツイ対戦だと思いますけど...チャンスはありますよ」

ともあれ、Romao ははやく国にかえってお祭り騒ぎといきたいところだろう。「これは南米にとっては素晴らしいことですよね。きっと、プレイヤーのレベルは底上げされていくと思いますよ」



Aaron Forsythetranslated by Keita Mori archive Aaron Forsythetranslated by Keita Mori archive

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