Live Coverage of 2005 Pro Tour Nagoya

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地元・名古屋の強豪、グランプリベスト8も2回経験している塩津 龍馬。3rdドラフトの1戦目を終え、現在首位に立っている。そして、Opponent Match % で2位にいるAnton Jonssonとの対戦で2日目スタートとなった。

名古屋の雄、初日全勝の塩津 龍馬

Anton Jonssonに関してはもう語るまでもないが、プロツアー・ベスト8に3回入賞を始め、数々のグランプリベスト8も経験している。

開始前にAntonのデッキを見せてもらったところ、若干重いが非常に強力な黒白で組まれており、塩津本人が1-2程度と語った黒緑ではかなりきついか?

だが、序盤の《大蛇の支援者/Orochi Sustainer》や《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》から《せし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiro》《大蛇の卵張り/Orochi Eggwatcher》につなぎ、最後は《清められし者、せし郎/Seshiro the Anointed》を出す流れは非常に強力で、周れば勝てると思われる。

唯一の全勝を決める戦いとなったラウンド8。塩津には是非とも強敵Anton Jonssonを倒して首位を快走して欲しいところだ。

Game 1

塩津の初手は《大蛇の野伏/Orochi Ranger》、《肉体の奪取/Rend Flesh》2枚、《霊魂の奪取/Rend Spirit》、《蛇の皮/Serpent Skin》に《沼》《森》と文句のつけようがないオープンハンドとなった。

それに対してAntonはマリガンスタートになり、塩津1本先取かと思われた。

だが、マジックとは難しいものである。15/33と約46%という確立で引けるはずの土地(しかも毎ターン確立は上がっている)が7ターン目まで1枚も引けない……。《大蛇の支援者/Orochi Sustainer》や《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》まで含めると2回に1回は土地のはずなのだが、ただの1枚たりとも引かずに7ターンが過ぎる。

その間にAntonが展開して勝った…・・・と書ければ簡単だったのだが、こちらも3枚で6ターン目までストップ! 《大蛇の野伏/Orochi Ranger》は《古の法の神/Kami of Ancient Law》で殺せたが、手札が《義理に縛られし者、長雄/Nagao, Bound by Honor》《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》《食い込む疫病/Swallowing Plague》《霊魂の奪取/Rend Spirit》と高カロリーなのだが全く使えないでいる。

3ターンほど場にあるパーマネントがAntonの出した《狐の易者/Kitsune Diviner》だけという状況が続いた。

先に土地を引いたのはAnton。4枚目の土地を引いて《義理に縛られし者、長雄/Nagao, Bound by Honor》を出しターンエンド。だがこのままでは負けられない塩津も《森》を引いてすかさず《肉体の奪取/Rend Flesh》を《義理に縛られし者、長雄/Nagao, Bound by Honor》に叩き込む。

またしても殴れるクリーチャーが1体も場にいない状態になって、Antonのドローが《汚れ/Befoul》! 《沼》を叩き壊してターンエンド。

筆者的にはここまで土地を引けなかったために、次から土地を引き続けて塩津の手札にあるクリーチャーが展開されると予想。なので《汚れ/Befoul》を温存するかと思ったがAntonの読みは違ったようだ。

そしてAntonの読みがずばり的中。今度は3ターンほど土地を全く引けない塩津……。《沼》さえすぐ引ければ、その後出てきた《内臓捻りの鬼/Gutwrencher Oni》も対処できたのだが……。

引けた時には時既に遅く、《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》や《食い込む疫病/Swallowing Plague》といった豪華なアップキープコストを払われた《内臓捻りの鬼/Gutwrencher Oni》に10点削られた塩津。

その後出てきた後続もなんとか除去していくのだが、結局Antonのクリーチャー数が勝り敗北。両者ともに事故で、どちらに転ぶかわからなかった試合だけに落としたのは痛い。

塩津 0 – 1 Anton

Game 2

2本目の初手は先ほどと同じようなオープンハンド(土地2枚に2マナ呪文が2枚)で、若干迷うがマリガンを選択。上の数枚をみていたらしっかりと土地を引けていたために、痛いマリガンとなってしまう。

Antonの方は平地こそないが、《義理に縛られし者、長雄/Nagao, Bound by Honor》や《霊魂の奪取/Rend Spirit》などの呪文に土地が3枚となっており、勿論キープ。

《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》スタートの塩津が、3ターン目《聖鐘の僧団/Order of the Sacred Bell》と展開できるかと思ったが、Antonの2ターン目ドローがなんと《困窮/Distress》で《聖鐘の僧団/Order of the Sacred Bell》を抜かれてちょっとプランが崩れた塩津。

《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を生贄に捧げて《せし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiro》を出すか、普通に《大蛇の卵張り/Orochi Eggwatcher》を出すかの選択で後者を選択した。

世界三大ドラフターの一人、アントン・ヤンスン

Antonがこのまま《平地》を引かなければ何も展開出来ずに塩津勝利となったのだが、勿論そんなことは無く、Antonは4ターン目に《義理に縛られし者、長雄/Nagao, Bound by Honor》を出してターンエンド。

塩津も《せし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiro》を出して《清められし者、せし郎/Seshiro the Anointed》への道は出来たのだが、引けども引けども今度は土地ばかり……。

逆に《百爪の神/Hundred-Talon Kami》を2枚立て続けに引いて展開するAnton。除去さえされなければ、10体並んで~の勝利パターンもあるのだが、勿論Antonのトップは《汚れ/Befoul》。

それでも既に5体の1/1蛇が場に出ているために、《清められし者、せし郎/Seshiro the Anointed》さえ引ければ……と渾身のドローをする塩津だったが、やはりそこにあるのは土地だったのだ。

Final Results : Anton Jonsson Win

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