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Live Coverage of 2005 Grand Prix Osaka

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 本日二度目のデッキ構築を終え、気分を一新して残り3ラウンドをプレイヤー各位に過ごしていただく事となる。ここで今大会の 2 日目へのボーダーを予想してみた所、どうやら 2 敗では 2 日目に残るのは難しそう、とのこと。160チーム中の上位20位、なかなかに厳しい現実である。

Hana Takkadaka、左から東野 将幸、藤田 剛史、藤田 修

 そんな状況の中、 3 - 1 ラインで当たるのは別の記事でもお伝えした AAbeam の面々と、関西の重鎮である藤田剛史、修、東野将幸の 3 名が組む Hanatakkadaka だ。

 今ではトーナメントシーンから離れてしまった感じのする東野だが、今回のイベントは藤田 剛史の一声と、地元大阪で開催されるグランプリと言う事もあっての参戦のようだ。これから 3 戦を 2 - 1 の成績で切り抜けなければいけないわけだから、当然ここで ID を選択するわけにもいかない。そんなわけで、どちらにとっても厳しい戦いになりそうだ。

AAbeam
Player A : 浅原 晃
Player B : 大礒 正嗣
Player C : 上野 一樹

Hanatakkadaka
Player A : 藤田 修
Player B : 藤田 剛史
Player C : 東野 将幸

B 卓、大礒 vs. 藤田 剛史

 互いに青赤のデッキを操り、どちらが勝るかと行方を見つめていると、藤田 剛史のデッキからは黒や緑のマナも零れ落ちる。これまた余り物の中からカードを拾い上げてのデッキ構築であるようだ。彼は《無神経な詐欺師/Callous Deceiver》、《粗暴な詐欺師/Brutal Deceiver》と展開し、《伝承の語り部/Teller of Tales》までその手を伸ばす。

 その間に大礒は《無神経な詐欺師》を出すと、続けて《翡翠の彫像/Jade Idol》を 2 枚続けてプレイ。実は多色系の本殿を大量にいれた藤田のデッキは、相手が遅ければ嬉しくある内容になっているが、いざこの《翡翠の彫像》が動き出すと手におえない。

 その悪夢は現実となり、大礒は《消耗の渦/Consuming Vortex》を《伝承の語り部》へ打ち、そのまま連携で《氷河の光線/Glacial Ray》を藤田 剛史の本体に打ち込んで総攻撃。

 一気に半分以上のライフを失った剛史は、もう一度大礒の猛攻を確実に受ける未来に対しての対策を案じるが、ない袖は振れぬとターンを返し、再び飛んでくる大礒からの《氷河の光線》を受け、そのままライフが 0 に。(大礒 1 - 0 藤田 剛史)

 そのまま続けて 2 本目に入り、デッキ内容がほぼ明らかになった大礒のデッキだが、藤田 剛史が先手 3 ターン目に出す《粗暴な詐欺師》を《深遠の覗き見/Peer Through Depths》を経由した《氷河の光線》で即時除去と、デッキにノリが見える。

 藤田も先ほどの悪夢が頭から離れないのか、 4 ターン目に行動をおこさずに大礒にターンを渡し、後手 4 ターン目の大礒が出す《翡翠の彫像》を《思考縛り/Thoughtbind》でカウンターしてみせた。

 危険な 1 枚を回避した藤田は、返すターンに《伝承の語り部》を出そうとするが、これは大礒の《密の反抗/Hisoka's Defiance》によってカウンター。 戦いは一進一退の様子を見せ、ここで大礒の展開が停止。

 ゆっくりと土地を並べ、藤田 剛史が不審に思っていると、 大礒が 7 枚目の土地をセットしたところで土地と突然フルタップ。なんと、ここで起こした行動は、《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》を基点とし、これに《氷河の光線/Glacial Ray》を 3 枚繋げて一気に藤田 剛史のライフを 9 点奪う、というものだった。

 これには藤田も驚きを隠せず、これから自分の身に降りかかる状況を想像して思考をめぐらせるが、ここで出来る事はタッチカラーで用意していた《生網の本殿/Honden of Life's Web》を設置する事だけ。

 再び土地を並べ始める大礒が起こす次の行動は《砂のふるい分け/Sift Through Sands》経由の《氷河の光線》 * 2 。

 これだけで剛史のライフは 13 点削られしまい、大礒の手で確定え残っている 3 枚の《氷河の光線》だけでライフを一気に削り切れてしまう範囲に入る。結局、抵抗も空しく、そのまま軍配は大礒に上がった。(大礒 2 - 0 藤田剛史)

 大礒の連携デッキが勝利する頃、 C 卓で戦っていた上野と東野の赤黒対決だが、これは上野の土地事故もあって、あっさりと東野が勝利を手にしていた。(上野 0 - 2 東野)

 成績をイーブンとし、残すは白緑同色対決を行っている浅原と藤田 修

A 卓、浅原 vs. 藤田 修

 この時点で浅原が一本目を勝利しており、現在二本目。

 場を見る限り、修の《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》を筆頭とする大群を《亡霊の牢獄/Ghostly Prison》でなんとか耐えている浅原の様子が伺え、浅原が修にターンエンドを宣言した所で、《亡霊の牢獄》に修が《摩滅/Wear Away》を打ち込む。

 浅原の場には《松族のおとり/Matsu-Tribe Decoy》、《蛾乗りの侍/Mothrider Samurai》、《樫族の肉裂き/Kashi-Tribe Reaver》、《兜蛾/Kabuto Moth》と鎮座しており、《蛾乗りの侍》と《樫族の肉裂き》には《蛇の皮/Serpent Skin》が装着されている。これで結構凌げるのではないかと思うのだが、藤田 修の場には《蛇の皮》を装着した《松族のおとり》がおり、当然マナも豊富にあると、藤田のフルアタックを 2 度受け、チームの勝敗は次の試合にもつれ込む事となる。(浅原 1 - 1 藤田修)

 注目の三本目。

AABeam、左から浅原 晃、大礒 正嗣、上野 一樹

 先手の浅原は 4 ターン目に《狐の刃遣い/Kitsune Blademaster》、5 ターン目に《無垢の神/Innocence Kami》と展開する所へ、修は《大蛇の支援者/Orochi Sustainer》、《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》と並べ、 4 ターン目に《義理に縛られし者、長雄/Nagao, Bound by Honor》をキャストし、続けて《せし郎の息子、そう介/Sosuke, Son of Seshiro》、《大蛇の卵張り/Orochi Eggwatcher》と並べる。

 浅原も《無垢の神》と《蛇の皮》をつけた《狐の刃遣い》で抵抗を試みるが、修が毎回浅原の一歩上を行く。

 この場へ《苔の神/Moss Kami》を浅原が放つと、白緑対決なだけあって場が膠着し、その間に着々と修の《大蛇の卵張り》が卵を産みつづける。

 このままターンが長引くと、《大蛇の卵張り》が《育み手のしだ子/Shidako, Broodmistress》へと成長を遂げてしまい、敗北は目に見えていると、浅原は総攻撃を開始。その総攻撃を見て修、《生真面目な君、昌子/Masako the Humorless》をインスタントキャスト。

 浅原の《無垢の神》よって自由を奪われていたクリーチャーが突然ブロック可能となり、浅原陣営のクリーチャーは失われて行く事となる。

 浅原の最後の抵抗とも思える状況を凌いだ修は、ゆっくりと卵を産み続け、《育み手のしだ子》へと孵化を遂げた。圧倒的な場をつくりあげた藤修は、そのまま総攻撃を加えて、チームを勝利へ導いた。(浅原 1 - 2 藤田修)

Final Results : AAbeam 1 - 2 Hanatakkadaka

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