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Live Coverage of 2005 Grand Prix Osaka

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www.shop-Fireballpros.comと共にプロツアー・シアトルのサンデーに残った S.A.I.のメンバーである有田 隆一。今回チームリーダーの射場本が私事で大阪に来られないために、彼の恋人である下地 愛とグランプリ・横浜でベスト8入賞を果たしたばかりの秋山 貴志を引き連れるというユニットでの参加となった。

Triple Mulligan、左から、秋山、有田、下地

プロツアー・シアトルでもベスト4となった有田がS.A.I.で出場すれば注目チームだったわけだが、今回出られなくなった為に正直な話今まで注目していなかった。だが、あれよあれよという間にこのトリプルマリガンは初日全勝にリーチというところにまできたのだ。

Triple Mulligan
Player A :下地 愛
Player B :有田 隆一:2004年プロツアー・シアトルベスト4。2004年プロツアー・コロンバスベスト8。
Player C :秋山 貴志:2004年グランプリ・横浜ベスト8。

ASAYAN
Player A :大澤 拓也
Player B :小倉 陵
Player C :高桑 祥広

正直弱すぎるデッキを使う大澤のA卓。大澤の初手に《すさまじい痛み/Crushing Pain》が見えるだけで、にやにやしてしまう。土地が山2枚しかないためにマリガンを悩んでいるので他の卓へ。

B卓、有田 vs. 小倉。序盤から《血塗られた悪姥/Wicked Akuba》同士の相打ちと激しいクリーチャー戦で、先に場を制するのは有田。

《希望の盗人/Thief of Hope》を《食い込む疫病/Swallowing Plague》で殺すと、《川の水神/River Kaijin》《伝承の語り部/Teller of Tales》と展開。《血塗られた悪姥/Wicked Akuba》のみ2体の小倉は攻め手を失い沈黙。

A卓がスタートしたので見てみると、大澤が山2枚の初手をキープしてそのまま山のみ4枚となりクリーチャーを1体も出せないまま1本目を落とす。(下地 1 – 0 大澤

残るC卓は白青の高桑対白赤の秋山というカードで、高桑が既に《八ツ尾半/Eight-and-a-Half-Tails》を場に投入しており優位に進めている。
熟練したプレイヤーが使うこのクリーチャーの威力はハンパではなく、リミテッド巧者である高桑はミスすることもなく波乱なく1本先取。(秋山 0 – 1 高桑

他の2卓は1本目が終わり残るはB卓のみ。こちらは赤黒のウィニーである小倉の天敵である《川の水神/River Kaijin》がどうしようもなく、小倉の土地引きすぎもあって有田勝利。(有田 1 – 0 小倉

3卓ともに1戦目が終わり天秤はTriple Mulligen 有利に傾いている。巻き返しを狙いたい大澤の2戦目を見てみよう。

今度は土地もある初手をキープ。2ターン目から《謙虚な武道家/Humble Budoka》《狩猟の神/Kami of the Hunt》と展開できたが、下地が2ターン目に《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》を出したために慎重に動かなければならなくなった。

辛そうなA卓大澤を横目にC卓高桑は好調。

《古の法の神/Kami of Ancient Law》《空民の雨刻み/Soratami Rainshaper》2体に《空民の鏡守り/Soratami Mirror-Guard》とアタッカーを展開、一気にきめにかかる。
だがこれに対して秋山が《花火破/Hanabi Blast》で対抗、2回撃って2回とも他のカードを落としてゲームを5分のところまで戻した。

さて、こちらも2本目の始まったB卓は有田がマリガンするものの、《ねじれた鏡映の神/Kami of Twisted Reflection》《空民の鏡守り/Soratami Mirror-Guard》と展開。今一タフネスが低くブロッカーとして今一な事を除けば中々の展開だろう。

小倉側も今度は順調に展開2ターン目から《鼠の殺し屋/Nezumi Cutthroat》《鼠の浪人/Nezumi Ronin》《欠け月の神/Kami of the Waning Moon》と展開して一息つくかと思われたが、そこから更に《遥か忘れられし御幣/Long-Forgotten Gohei》《血塗られた悪姥/Wicked Akuba》2体と加速。数、質ともに有田を圧倒した小倉2本目を取り返す。(有田 1 – 1 小倉

その間に3回目の《花火破/Hanabi Blast》を《祝福の息吹/Blessed Breath》で防いだ高桑が残りのアタッカーで殴りきって早々と席を立った。(秋山 0 – 2 高桑

きっついスタートとなったA卓大澤のところに視点を戻すと……ライフこそ16 vs. 12で勝っているのだが、下地の場にはまだ反転してないが《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》が残っている。

更に6ターン目に下地が6マナを出して場に登場したのは現行スタンダードでも、最強スピリット、最強レジェンドと名高い《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》。

これをブロッカーに用いて慎重に場を綺麗にしていく下地。返しのターンには新たなファッティである《苔の神/Moss Kami》も登場して大澤としては非常に辛い展開が続いている。

正直なところ敗北が濃厚なA卓は置いておいて、このマッチの鍵を握るB卓3本目を見てみたい。

2ターン目に小倉が《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》を召喚し絶好のスタート。そのまま3ターン目にセットランド《浪人の犬師/Ronin Houndmaster》と行きたかったのだが……3枚目の土地は置かれなかった。

そうなると今度は有田側が非常に有利となるのだが、この《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》の抑止力で有田も5ターン目までクリーチャーを出さずに《風見の本殿/Honden of Seeing Winds》を場におくところからスタートした。

有田が《風見の本殿/Honden of Seeing Winds》を出したことで、次のターン土地を引かないとさすがに不味い状況となった小倉。待望のランドを引けたのは6ターン目で、《浪人の犬師/Ronin Houndmaster》から本格的にゲームがスタートした。

ASAYAN、左から大澤、小倉、高桑

ライフが10ながらも毎ターン2枚ドローの有田と、クリーチャーとライフ面では圧勝だが、十分な土地の無い小倉。どちらに軍配が上がるか注目されたが、場を有利にすすめたのは有田だった。毎ターンの2枚ドローを活かし、潤沢にあるマナから常にブロッカーを召喚。常に確実な相打ちを取りながら、《思考縛り/Thoughtbind》を握る余裕を見せている。

小倉の天敵である《川の水神/River Kaijin》を場に残して、アタッカーである《空民の鏡術士/Soratami Mirror-Mage》が順調にライフを削る。そこに更に《伝承の語り部/Teller of Tales》を展開、と完全に有田のペースになっている。

どうにかしたい小倉だが、場にいるのは頼りない《粗暴な詐欺師/Brutal Deceiver》2体のみ。決め手となるであろう《貪る強欲/Devouring Greed》も沼が1枚しかなく、引いてきてもキャストは出来ない。

手札は《氷河の光線/Glacial Ray》が眠っており、もうちょっと時間があれば《目覚めの悪夢/Waking Nightmare》と《引き込み/Pull Under》があるために連繋のみで削りきることも可能となっている。・・・だが小倉には時間がない。

《小走りの死神/Scuttling Death》を出してターンを返し、《空民の雨刻み/Soratami Rainshaper》の登場するレスポンスで《空民の鏡術士/Soratami Mirror-Mage》を殺そうと《小走りの死神/Scuttling Death》の能力を使う。

その時、有田は小倉側のクリーチャーを全て戻して、小倉が《貪る強欲/Devouring Greed》ですらも勝てないように磐石を維持する。そんなわけで、なんとも辛い小倉だが《希望の盗人/Thief of Hope》と秘儀やスピリットで《貪る強欲/Devouring Greed》を引き込もうとする。だが有田の《遥か忘れられし御幣/Long-Forgotten Gohei》が場に出てしまうと、一気に戦闘ダメージが致死量にたっしてしまい、小倉敗北となった。(有田 2 – 1 小倉

これでA卓の大澤が奇跡の逆転をしていれば面白かったのだが……有田が5ターン目の《風見の本殿/Honden of Seeing Winds》セット辺りで負けてしまっているのだった。(下地 2 – 0 大澤)

Final Results : Triple Mulligan Win

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