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デカ強い...がウリの'Baby Huey'こと William Jensen
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《燃え立つ願い/
Burning Wish》の投入されたタッチ赤の《サイカトグ/
Psychatog》をセレクトした岡本尋。森勝洋、藤田剛史に続いてシドニーの世界選手権で特別席に招待されたのが、ほかならぬこの最後のアジア王者だった。ちなみに、対峙した William Jensen は "Baby Huey" のニックネームで親しまれるアメリカの古参プレイヤーで、第一回マスターズ(ニューヨーク大会 / Extended)を Tradewind-Survival デッキによって制したことでも知られるプレイヤーだ。巨漢揃いの海外勢の中にあって、一際目を引く体格を誇る人物でもある。...そう、あの藤田憲一を一まわりも二まわりもデカくしたような体躯の持ち主なのだ! そのJensen がプレイしているのは《生ける願い/
Living Wish》をキーとした4cG。そう、緒戦で森勝洋が撃破してきた Brian Kibler のデッキと同じカテゴリーのものであり、こちらも Bob Maher Jr. デザインという銘入りの逸品である。
Game 1
スポットライトの中、《野生の雑種犬/Wild Mongrel》2 体を展開して順調にビートダウンをはじめた Jensen。対する岡本は黒マナに恵まれず、《燃え立つ願い》から《紅蓮地獄/Pyroclasm》を調達するも、手札の《サイカトグ》や《チェイナーの布告/Chainer's Edict》が哭いている。岡本がこの試合で見せた唯一のアクションらしいアクションは、《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu》で、《野生の雑種犬》を一体なぎ払ってみせたことくらいだろうか。なにせ、《シヴの浅瀬/Shivan Reef》しか土地をセットできないのだ。
結局、岡本がマナトラブルを解消する前に、スレッショルドを満たした 4/4の《熊人間/Werebear》と《野生の雑種犬》とが岡本を崖からつきおとしたのだった。
事故、そして瞬殺劇。
William Jensen leads 1-0
Game 2
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'Last Emperor of Asia' 岡本尋
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《野生の雑種犬》を《対抗呪文/
Counterspell》し、《サイカトグ/
Psychatog》召喚というまずまずのたちあがりを迎えられた岡本。対する Jensen が《シヴのオアシス/
Shivan Oasis》、《アダーカー荒原/
Adarkar Wastes》、《カープルーザンの森/
Karplusan Forest》というランド展開から《藪跳ねアヌーリッド/
Anurid Brushhopper》。しかし、続けた《野生の雑種犬》は《火炎舌のカヴー》によって除去され、《幻影のケンタウロス/
Phantom Centaur》はマッドネスの《堂々巡り/
Circular Logic》でカウンター...と、今回はがっぷり四つの展開となった。
互角の展開、つまりはゲームスピードが落ちることになる。そう、テンポアドバンテージよりもカードアドバンテージが優先される展開へともつれこんでいったのだ。そして、《嘘か真か/Fact or Fiction》が飛び交うゆるやかなゲーム展開となった中、やはりカードアドバンテージとパーミッションに特化したデッキをプレイしている岡本が着々とリードを広げていった。Jensen も《生ける願い/Living Wish》からの《起源/Genesis》展開から重厚な布陣を構築しようと試みたのだったが、...結局は《エイトグ》の一撃必殺を許してしまうこととなった。
岡本尋 wins 1-1
Game 3
Jensen がセット《森/Forest》から《極楽鳥/Birds of Paradise》を召喚する...という実にありきたりのアクションからはじまったこの第 3 戦。このゲームを彩ったのは Judgement がもたらした新システムである《Wish/願い》であった。
必殺の一撃へと!
ゲーム序盤を支配したのは、Jensenの《生ける願い/
Living Wish》。このスペルによって調達された《起源》がエンジンとなり、《幻影のケンタウロス》は実に厄介な存在として岡本を苦しめたものだった。2 枚の《凡人の錯覚/
Delusions of Mediocrity》によって、20点分のライフを獲得できなかったならば、岡本も膝を屈していたことになるだろう。ある意味では、岡本にとってはこのエセ《
Illusions of Grandeur (IA)》こそが MVP であったのかもしれない。
そして、"Baby Huey" の大攻勢を捌ききった後、中盤に炸裂した岡本の《燃え立つ願い/Burning Wish》が流れを変えた。そう、《起源/Genesis》による悪夢の連鎖を《消えないこだま/Haunting Echoes》によって断ち切ってみせたのだ。
そして、60分の試合時間を過ぎてからの延長ターン。岡本の課題はいかにして最短で Jensen を打ち負かすかというものに変わっていた。そして、そこですべてを解決してくれたのもまた《燃え立つ願い/Burning Wish》だった。
Jensen が呆気にとられた一枚のスペル。岡本いわく「八王子のアイデアを拝借したんだよ」というその一枚が《願い》によってもたらされ、この熱戦の最後を締めくくることとなった。
なんと、《再処理/Reprocess》が《サイカトグ/Psychatog》を圧倒的なサイズのファッティへと変身させたのだ!
Final Result:岡本尋 2-1 William Jensen
William Jensen
4cG designed by Bob Maher Jr.
Jin Okamoto
UBR Psychatog