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ラウンド 16: Steven O'mahoney-Schwartz vs. David Humpherys

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 マジック界最高の頭脳と名高く、その異様なまでに丁寧なプレイスタイルで知られる David。対するは、最近でこそ目立った成績を上げていないが、Pro Tour 優勝を始めリミテッドスキルに定評のある Steven。

Game 1

 島一枚ながら、《入念な研究/Careful Study(OD)》二枚の手札を David はキープ。きっちりと研究を通して次なる土地を確保している。捨てたカードも《不可思議/Wonder(JU)》《ワームの咆哮/Roar of the Wurm(OD)》と抜群。

 一方の Steven も《留意/Mental Note(JU)》で《綿密な分析/Deep Analysis(TO)》を墓地に落としつつ《熊人間/Werebear(OD)》へと繋ぐ。

 David が二体目の《野生の雑種犬/Wild Mongrel(OD)》を召喚すると、Steven はフラッシュバックで二枚カードを引いてから自然に《ワームの咆哮/Roar of the Wurm(OD)》をディスカード。

 犬二匹の攻撃。続けて墓地か召喚するワームこそ《被覆/Envelop(JU)》をされるが、Steven のライフを 11 まで減らす。ちなみに、David のライフは自身の《ケンタウルスの庭園/Centaur Garden(OD)》により 18。

 Steven が島を一枚余らせたまま、ワームトークンを生成。ゲームが次第に佳境へ。

 普段通されることの多い研究、だが、ここで Steven は David の燃料補給を食い止めるべく、再度被覆を使用する。犬二体の攻撃が本体へと通る。一度はパンプを考えた David だが、まだ三枚の墓地と、庭園を見てから今回はこのまま。Steven 7。

 熊一体とワーム一体。このワームが攻撃を行い、David 12。ナチュラルに不可思議を召喚しターンを終了。なお、この時に熊はマナ出しに使用され、アンタップ状態の生物は今出した不可思議のみ。土地は島森がそれぞれ一枚が立っている。

 David は再び研究。これが運良く《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla(TO)》を掘り当てる。三枚の手札から、島をセット。かしゃかしゃと再計算...。

 完了。

 先の不可思議に《霊気の噴出/AEther Burst(OD)》、ブロッカーを全て排除した後、無人の荒野で犬が吠える。手札に残った最後の一枚をパンプに使用し、墓地が七枚の条件を満たすと庭園が起動する。

 2+2+1+3 > Steven の残りライフ
 これで何事もなければ。一気に。

 《一瞬の平和/Moment's Peace(OD)》 ...メインかよ!

 その返し、犬を召喚してから熊とワームが攻撃。Steven の手札枚数を確認してから、ワラは防御を断念。犬を通してワームを含む二枚のカードが捨てられ、一度に十点ものライフをごふっと奪う。David 2。

 野蛮な平和が勝利を決めた。

 David 0 - Steven 1

Game 2

David Humpherys
 後攻の Steven がマリガン。
 David が犬、Steven が熊から。犬が普通に二点のダメージを与えると、更に追加で犬と《敏捷なマングース/Nimble Mongoose(OD)》が David の場に。一方、Steven は熊から不可思議を召喚する。

 犬二体の攻撃が本体に通り、Steven 14。Steven は《灰毛の定め/Grizzly Fate(JU)》とブロッカーを並べる。

 だが、それを嘲笑うかのように不可思議が墓地へと送られ、David の軍勢が宙へ舞い上がる。

 不可思議がマングースをブロック。ここで、David は一気果敢に攻めた。全てのカードを捨てさり無理矢理スレッショルド。六点が Steven 本体へと突き刺さり、マングースが可思議を屠る。Steven 8。

 だが、全く動じた様子を見せない Steven。犬を召喚すると熊で攻撃。David 18。

 再び敵の軍勢を地へと落とすべく、その終了時に墓地の《クローサ流再利用/Krosan Reclamation(JU)》を使用する David。対象は勿論墓地にある不可思議と灰毛。

 ぽとり。

 制空権が完全に David の手に渡る。状況を整理。Steven 側には飛行生物無し。残っているマナは森を含む三枚。ここで思い出されるのは、一戦目の最後のシーンだ。

 また持ってる?

 今度こそ、そう思いたいが。もしもう一枚の不可思議が Steven の手札にあったなら、もし再び戦場に平和が訪れたなら。可能性はどちらも存在する。だが、男には賭けねばならぬ時がある。デッキもそうデザインしてあるのだ。

 願う。頼む。あるな。

 とりゃああああああああ。

 Steven は最終戦に向けシャッフルを始めた。

 David 1 - Steven 1

Game 3

Steven OMS
 一度マリガンした Steven 、二度目の手札を見て、思わず顔を歪める。勿論、実は手札が抜群という演技もありえるケース。しかし、とてもそうは思えないぐらいの歪みぐあいだ。おそらく、まじ。
 
 David も一度マリガン。

 その Steven は森をセットしたものの、次のターン土地を置けずに終了。やはり本物。

 一方、David は《留意/Mental Note(JU)》を通してから《熊人間/Werebear(OD)》とマリガン後を考えれば抜群の立ち上がり。

 頼む。叩きつけるように Steven がカードを引くと、これが島。っしゃ。思わず小さくガッツポーズの Steven 。

 David も続けて雑種犬を召喚。いい展開だ。

 Steven メインで留意。土地ったら土地をくれぃぃぃぃぃ。

 いつも通りボールペンを口で噛み噛みしながら必死に考えをまとめる Steven 。既にボールペンは変形しまくっている。止め具がぽろりと外れているぐらいの噛み具合だ。熊人間と残った森で、同じく雑種犬を召喚する。

 David のターン。再び不可思議が捨てられる、熊と庭園から出たマナがでワラに注ぎ込まれ膨れ上がる、Steven 14。David は未だ無傷。

 返し。犬が一噛み。David 18。《触媒石/Catalyst Stone(OD)》と二匹目の熊を場に。残された手札は三枚。

 David は一息吐くと犬・熊・ワラと三匹まとめてレッドゾーンへ。Steve のブロックは・...無し。Steven の墓地にある不可思議を見ながら審判の時を待つ Steven。

 彼は理解していた。

 David が五枚の手札を順に犬のパンプに使用する。一枚、二枚、三枚、四枚...。
 墓地へ最後の一枚が落ちる。突如むくりと膨れる熊。そして二つの土地がタップされワラがパンプする。

 犬(7) + 熊 (4) + ワラ (3) 

 ぴったりかんかん。

 David 2 - Steven 1

David Humpherys
UG

Main Deck

60 cards

Centaur Garden
Cephalid Coliseum
Forest
10  Island

22 lands

Basking Rootwalla
Nimble Mangoose
Werebear
Wild Mongrel
Wonder

20 creatures

AEther Burst
Careful Study
Mental Note
Roar of the Wurm
Standstill

18 other spells

Sideboard
Bearscape
Envelop
Forest
Krosan Reclamation
Phantom Centaur
Squirrel Nest
Upheaval

15 sideboard cards


Steve OMS
UG

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