暫定順位14位。
二日目のファーストドラフトを見事四連勝で飾り、堂々の日本勢勝ち頭となっているのが若き石原。二日目全勝という奇跡のサブマリン大作戦が...そろそろ笑えなくなってきたのではないだろうか?
◆Pod
| ①Markus Joebstl |
|
⑧David Brucker
|
②Fabio Reinhardt |
| ⑦Joseph Crosby |
③Scott Wills |
|
⑥Christophe Haim
|
④Arjan van Leeuwen |
| ⑤石原準 |
◆1st Pack
肝心要のファーストパック。
石原は5番手というポジションであるため、いかに周囲にカラーシグナルを発することが出来るかが課題といえるだろう。
結局
①:
:《解体するオーグ/Butcher Orgg》
②:
:《残酷な蘇生/Cruel Revival》
③:
:《火花鍛冶/Sparksmith》
④:
:《ダールの槍騎兵/Daru Lancer》
という具合に上流が主張してきたのを受けて、
石原:
:《ワイアウッドのエルフ/Wirewood Elf》
と、緑を宣言。
②のパックでも《オーグ》に続いて《暴動/Insurrection》という赤いレアが出現してしまい、これが最初に定められたルールに従って③へ。ちなみに②は自分のパックの初手で《毒吐きゴルナ/Spitting Gourna》を選んでおり、
が実質的に確定。③は自分のパックから《上昇するエイヴン/Ascending Aven》をピックしたことで
宣言。④は自分のパックから《疾風衣の侵略者/Gustcloak Harrier》をピックし、既存の
路線をより明確にアピール。一般的に考えると、二色目は
か
だろうか。
①:
②:

③:

④:
ともあれ、上家の動向がだいぶわかりやすくなって来た。そして、
②のパックから《樹を跳ねるロリアン/Treespring Lorian》
③のパックから《スカークの猛士/Skirk Commando》
④のパックから《神話的体形/Mythic Proportions》
自分のパックから《うなるアンドラック/Snarling Undorak》
とピックしたことで、石原は緑赤を明確に主張したのだった。
ただ、石原のパックからこぼれた《狙いすましたなだれ/Pinpoint Avalanche》と、自パックから出た《うつろう爆発/Erratic Explosion》とをピックしたことで下家の⑤が
に。除去を含む二色、通称「王様カラー」をすぐ隣でやられてしまうのはやはり嫌なものである。
さらに、上家③も2色目に赤を選択して
を宣言。つまり、石原は上下と赤をとりあうことになってしまった。しかも、困ったことに下の下も白の補色に赤をチョイス...。
結局、各自が1st Packを開封し終えた段階で、
①Markus Joebstl:

②Fabio Reinhardt:

③Scott Wills:

④Arjan van Leeuwen:

⑤石原準:

⑥Christophe Haim:

⑦Joseph Crosby:

⑧David Brucker :

という配色が確認された。
最強と名高い赤を6人ものプレイヤーが選択するという構図になり、しかも石原は4人連続するうちの2番目というポジションを強いられることとなったのだ。
◆2nd Pack
返しの流れ。
ここで石原は⑧のパックから《霊気の突進/AEther Charge》、⑦のパックから《樹を跳ねるロリアン》、⑥のパックからは《ケンタウルスの庭園/Centaur Garden》...と、順調にピックを重ねた石原だったのだが、ここでちょっとした決断を強いられることとなった。
《とどろく蹄音/Thunder of Hooves》
《狙いすましたなだれ》
《霧衣の天空裂き/Mistform Skyreaver》
《樹皮革のやっかいもの/Barkhide Mauler》
といったカードが自パックから出現したのである。
...石原は赤か緑かを悩んだ挙句、結局ここで《やっかいもの》をピック。そして、これが石原にとっては後々まで後悔の種となった。
ちなみに、《霧衣の天空裂き》は順当に
をやっている③番まで流れていき、最終的にここは《天空裂き》と《暴動》が搭載された上に《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill》3枚というすさまじいデッキに仕上がることになる。
石原は結局2順目を《クローサの巨像/Krosan Colossus》、《樹を跳ねるロリアン》といったファッティたちを加えて終えることになる。
...このままでは除去なしデッキに...
◆3rd Pack
やはり、赤がまったくながれてこない。
自パックからの《火花鍛冶/Sparksmith》、上家が《疾風衣の侵略者》をとる代償としてこぼしてくれた《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》をなんとか鮮烈に加えたものの、除去らしい除去スペルがまったく取れずじまい。
ファッティはバカバカとれたのだが、一抹の不安を感じさせる仕上がりとなってしまったのだった。
Sideboard:今回のご自分のデッキへの評価はいかがでしょうか?
石原:ん~。正直こんな風になってしまうとは思ってませんでした。やっぱり間違えたかな。
SB:と、言いますと?
石原:はい。やっぱり2パック目で素直に《狙いすましたなだれ》でしたね。あと、全般的に赤への主張が弱かったかもしれません。ぅ~ん。つらい
SB:たしかに、赤は6人ものプレイヤーで取り合いになってしまっていました。しかし、このデッキにも有力な勝ちパターンが存在しているようにも思えます。
石原:そうですね。マナをしっかり確保した上で《ケンタウルスの庭園》とか《神話的体形》。あるいは、《ビースト》を召喚して4点ずつあてるとか(苦笑)
SB:ここまで絶好調でらっしゃるようですので、是非とも素晴らしいビートダウンを見せていただきたいものです。頑張ってください。
石原:そうですね。がんばります。
Jun Ishihara
PT Chicago 4th Rochester