Farid Meraghni vs. Nicolai Herzog

準々決勝

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栄光の日曜日、世界最高峰の舞台へようこそ。いずれ劣らぬ強豪の中、この舞台まで上り詰めた8人の勇者たち。4つの試合はどれも素晴らしい組み合わせですが、その中でフランスのFarid MeraghniとノルウェーのNicolai Herzogの一戦をお送りします。

5番席でドラフトを進めたMaraghniはかなり緑に寄せた、それぞれ2枚の《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》と《拘引/Arrest》が光る緑白。基本的な白のストラテジーとは異なるものの、カードパワーはかなりのもの。

1番席に座り、開幕パックでいきなり《腐食ナメクジ/Molder Slug》を引き当てたHerzogはその流れをそのまま生かし、マナ加速と除去がしっかりした緑赤デッキを構築。ただ、ややクリーチャーの数が少なめで、かつ高マナ域に寄っている点が気にかかるところ。

Game 1

Meraghni先攻。

まずは《銅のマイア/Copper Myr》で先んじるが、Herzogも《テル=ジラードに選ばれし者/Tel-Jilad Chosen》で対抗する。
3枚目の土地を置けなかったMeraghniだが、《捕食スリス/Slith Predator》、《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow》と並べてHerzogを牽制する。Herzogもこれには困った顔だが、意を決して《選ばれし者》で攻撃、殴り合いの道を選ぶ。

Meraghniは何やらジャッジにルールを確認した後、総攻撃で《捕食スリス》を成長させる。さらに追加で《銅のマイア》を。手札には《生きている蟻塚/Living Hive》がある。ここまでつながれば。

しかし、Herzogの最終兵器が先だった。《捕食スリス》を《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》で屠った後、《腐食ナメクジ/Molder Slug》がどすんと。

マナベースを《銅のマイア》に頼っていたMeraghniはこれにうんざり。そもそも4/6って何?

すっかりあきらめモードでライブラリから引いた土地を置くことしかできないMeraghni。それに対し、あくまで慎重に攻撃を進めていくHerzog。

一度《畏敬の一撃/Awe Strike》で攻撃をかわしたMeraghniだったが、《テル=ジラードのトロール/Trolls of Tel-Jilad》、さらに《ワーム皮の鍛冶工/Wurmskin Forger》とどすこいモードで攻め立てるHerzog。結局8マナ目は間に合わず、Meraghniは静かにカードを片付けた。

Meraghni 0-1 Herzog

Game 2

《上昇スリス/Slith Ascendant》を含む初手で始めたMeraghniだったが、肝心の白マナソースが《団結のタリスマン/Talisman of Unity》しかなく、先手を取ることができない。

一方のHerzogは第3ターンに《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》を出し、さらには《発見の旅路/Journey of Discovery》双呪と、悠々とマナベースを整えていく。…しかし、肝心の攻め手がなく、《氷の干渉器/Icy Manipulator》でマナベースを縛るくらい。Meraghniの唯一のブロッカーは《テル=ジラードの射手/Tel-Jilad Archers》だし…。

しばらくMeraghniは白マナを引かず、Herzogは土地しか引かない状態が続き、妙な膠着状態が続く。

《氷の干渉器》を《忍び寄るカビ》で破壊し、ようやく《平地/Plains》を引き当てたMeraghniは、勇んで《上昇スリス》を場に出す。Herzogはこともなげに《静電気の稲妻》を浴びせるが、《真珠の破片/Pearl Shard》が3マナで起動することを失念していたらしく、自嘲気味にニヤリと。それでも続くターンに《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》を出して大事には至らず。

その後も膠着は続き、Nicolaiは相手の《真珠の破片》《ヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntlets》を壊していくのだが、やはりこのマッチアップにおける《テル=ジラードの射手》は堅い。

Meraghniは手札に強力なスペルを抱えており、《テル=ジラードのトロール》には《拘引/Arrest》、《クラーク族の兵卒/Krark-Clan Grunt》の全力アタックには《畏敬の一撃/Awe Strike》、《テル=ジラードの流刑者/Tel-Jilad Exile》には《魂の閃き/Soul Nova》と、Herzogの動きをいなしていく。

そして先にMeraghniが決定打を引き当てた。《生きている蟻塚》。場がようやく、大きなうねりをもって動き出す。

Herzogも、《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin》に《ワーム皮の鍛冶工/Wurmskin Forger》のカウンターを載せて対抗するのだが、これには2枚目の《拘引》が。1回《生きている蟻塚》に殴られた後では、2枚目の《テル=ジラードのトロール》は間に合わなかった。

Meraghni 1-1 Herzog

Game 3

このマッチアップはマナベースの伸ばしあいが焦点であるようだ。再び初手に《上昇スリス》を抱えるMeraghniだが、マナベースは《森/Forest》、《平地/Plains》、《銅のマイア》、そして引かない3枚目の土地…ここにきてなかなか噛み合わない。

その差でまずHerzogが《オーガの爆走者/Ogre Leadfoot》で先に出る。ブロッカーを並べられれば、《ワーム皮の鍛冶工》の力で5/5に進化する《オーガの爆走者/Ogre Leadfoot》が手を休めさせない。

Meraghniも例によって《畏敬の一撃》《魂の閃き》と持ってはいるのだが、根本的にクリーチャーがサイズ負けしているために有効な使い方ができずにいる。

自分の《ヨーティアの兵/Yotian Soldier》を壊してまで《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》をブロッカーに並べるMeraghniだが、Herzogはあっさりとその努力を無駄にして見せた。

《戦争の扇動/Incite War》双呪!

この擬似《意気沮喪/Demoralize》を受けてしまったMeraghniは、程なく投了。

Meraghni 1-2 Herzog

Game 4

崖っぷちに立たされてしまったMeraghni。ここで強い初手が欲しいところだが、またしても《平地》1枚の初手ではマリガンするしかない。マリガン後の初手も今一つ押しにかける感じである。

後攻第2ターンに何もしなかったNicolaiを見て即座に《森》に《忍び寄るカビ》を撃ち込むMeraghniだが、眉一つ動かさず次の《森》を置き《鉄のマイア/Iron Myr》を呼ぶHerzog。

しかしその動きは無駄というわけではなかった。《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin》を出したはいいものの、マナベースが微妙に不足し動きが鈍いHerzog。その間に、Meraghniは《ヴァルショクの篭手》を引き込み、出してあった《レオニンの居衛/Leonin Den-Guard》に装備させ6/6のモンスターを誕生させる。これはいけるか。

Herzogも苦しい台所事情ながら《氷の干渉器》を間に合わせ、このモンスターに対処していく。こうなってくると、《ヴァルショクの篭手》は重荷になってしまう。
そうなると今度はMeraghniが我慢する番になる。極端に大きなクリーチャーはないものの少しずつ追い詰めてくるHerzogに対し、《ヴィリジアンのシャーマン》で《氷の干渉器》を壊すなど、なんとか場を持たせて手札の《生きている蟻塚》に望みをかけようとする。8マナはまだか!

だが、《トゲ撃ちゴブリン》に1体ずつ《銅のマイア》を奪っていかれてしまうと、支配された場を引き戻すことはできなかった。

Meraghni 1-3 Herzog

Nicolai Herzog defeats Farid Meraghni, advance to Semifinals!

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