Round 4 : 黒田 正城(大阪) vs. Antoine Ruel(フランス)
本日のスタンダード最終戦、ここまで二勝一敗というラインで我らが黒田 正城と「ルーエル兄」アントワン(Antoine Ruel)の対決が「アリーナ」に招待された。二人ともプロツアーチャンピオンに輝いた強豪同士、そして親友同士だ。
ちなみに、アントワンのデッキは黒田が貸したものらしく、デッキ内容はお互いわかっているらしい。黒田とルーエル兄弟は大親友で(特に弟のオリヴィエ)、彼ら兄弟は来日するたびに黒田の家に招待されるほどの仲だ。黒田が白単色タッチ赤のキスキン、アントワンが5色コントロールだ。
ダイスロールで11とさすがの黒田。初手七枚を見てまよわず「即キープ」で、これは勝ったかも・・・と勝手にこっちが思っていたところ、アントワンも負けずに「即キープ」で応じた。そうでもないかも。
キスキン対5色コントロールデッキの対決は、5色が7:3くらいで有利なマッチアップだ。
不利なキスキンとしては、コントロールにわんさか入ってるリセット呪文、つまり《神の怒り/Wrath of God》系統を何枚ひかれるかが勝負の決め手となる。一枚までは大丈夫。二枚目はたぶん無理。そんな相性だ。
Game 1
1ターン目《運命の大立者/Figure of Destiny》、2ターン目《皺だらけの主/Wizened Cenn》と開幕猛ダッシュの黒田だが、余裕の表情のアントワンは《ルーンの光輪/Runed Halo》で《運命の大立者/Figure of Destiny》からのダメージをふせぐ。そのうえでアントワンが《火山の流弾/Volcanic Fallout》で黒田のクリーチャー陣を一掃し、場が平らになる。
こうなってしまっては5色コントロール側の余裕の勝利となってしまう流れ。なかなか後続を展開できない黒田を尻目に、《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》がボコボコ殴りはじめてゲームエンド。
思わず黒田も「きっつ・・・」とため息。
アントワン 0-1
Game 2
ここからマッチをとるのはかなり厳しいが、なんとか頑張って3本目に持ち込みたい。ただ、正直なところ1本取るのも難しそうな雰囲気。
なぜって、黒田の初手が弱い。そしてワンマリガン後の6枚のハンドも弱い。キスキンの基本となる低マナ域のクリーチャーがいない。・・・それでも、ダブルマリガンはきついという判断からか、個人的には8割方負けそうな予感のハンドをキープするハメになった。
そんな黒田は3ターン目に《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》召喚してから2回殴るスタートとなったものの、アントワン側に《羽毛覆い/Plumeveil》と《崇敬の壁/Wall of Reverence》が場に出てしまいほぼ負け。
ここまで観戦してきての感想だが、この環境のスタンダードは一度不利になるとなかなか逆転するのが難しい環境のようだ。実際、早いターンにも関わらず「・・・もう勝ち目ないけど、やるだけやるか・・・」みたいな消化試合になりやすいゲームが多い印象。
いつも最後まであきらめないガッツを持ち合わせている黒田も「今回はまあ無理やろな」といった表情。そんな中、またも《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》が登場し、後続も《蔓延/Infest》できれいにシャットダウン。
そんなこんなで、アントワンが有利なマッチで手堅く勝利した。
アントワン 0-2 黒田